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第40回全国学校図書館研究大会(神戸大会)で研究発表を行いました。

学校図書館運営マニュアルプロジェクト

SLiiiCスタッフの野口久美子です。

SLiiiCでは9月開催のサマー・ワーク・キャンプに向けての準備がいよいよ本格化しておりますが,同時進行で「学校図書館運営マニュアルプロジェクト」として,研究活動にも取り組んでいます。


8月8日〜10日まで,神戸学院大学で開催された「第40回全国学図書館研究大会(神戸大会)」にて,研究成果を発表する機会をいただきました。マニュアルプロジェクトとしてこの大会で発表するのは2年前の甲府大会に続き,2度目になります。今回は,野口久美子(八洲学園大学),浅石卓真(愛知淑徳大学),横山寿美代(杉並区立久我山小学校),野口武悟(専修大学)の4名のプロジェクトメンバーで発表を行いました。

 

発表題目は「学校図書館運営における業務記録・引き継ぎのあり方」

内容は昨年行ったアンケート調査,インタビュー調査を元にしたものです。調査では市町村教育委員会と学校ごとのマニュアルの作成状況を尋ねるとともに,「マニュアルを作成する以前に,日々の業務記録や異動の際の引き継ぎ資料がマニュアルの役割を果たしているのではないか,これらの資料がマニュアルを補完する可能性があるのではないか」との仮説を立て,業務記録・引き継ぎ資料の作成の有無や内容などを明らかにしました。

今回の発表では後者の業務記録・引き継ぎ資料の作成の実態について,研究者としてプロジェクトに参加している野口,浅石が調査結果を報告するとともに,学校司書でもある横山が実際にどのように業務記録などを作成しているのか,2つの自治体の事例(自身の事例を含む)を紹介しました。最後に,研究上の課題と今後のプロジェクトの研究計画について,野口武悟が総括しました。

 

発表後には「業務記録のフォーマットをぜひ公開して欲しい」という声を複数いただきました。ご要望に応えるべく,早速公開に向けて,調整しております。近日中の公開を目指しておりますので,少々お時間をいただけますと幸いです。

また,「マニュアルのガイドライン(指針案)の公開はいつ頃になりそうか?」というご質問もいただきました。こちらにつきましても,来年度以降,具体化できるよう研究を進めていきたいと考えています。

 

分科会の司会を務めて下さった,全国学図書館協議会調査部長・磯部延之先生,分科会の進行・記録にご尽力いただきました皆さま,分科会にご参加下さった皆さま,全国大会でお目にかかった皆さまに感謝申し上げます。

 

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