【SWC2016Part2】講師の岩瀬直樹さん,甲斐﨑博史さんとの打ち合わせを行いました。
SLiiiC代表横山です。9月10日(土)・11日(日)の2日間、白百合女子大学を会場に行われますサマー・ワーク・キャンプ(SWC)2016、いよいよ参加申し込みが始まりました。スタッフも当日に向けて動き出しているところです。
先日、1日目の講師としてお呼びしている岩瀬直樹さん、甲斐﨑博史さんと、スタッフ4人で、打ち合わせを行いました。こういう打ち合わせ前には、まずス タッフでアウトラインやゴールをある程度作りあげておいて、それを講師のみなさんにぶつけてたたき上げる、という方法をとっております。SWC2016の 原型テーマは、“とにかく教員と学校司書が本気でぶつかる”というものでした。そしてそのサブテーマとして“読書”を設定しました。岩瀬さんは、ユニーク な読書指導の実践を行ってきた方です。そして、(岩瀬さんのお考えというよりも、置かれた状況によるのですが)学校図書館を利用したことがありません。
そこでまずその素晴らしい実践を聞き、その後、学校図書館・学校司書という存在をぶつけて、お互いのギャップを明らかにして、その上で、じゃあ、この二者 が協働するならば、子どもたちの読書に対して何ができるのかを探ろう、という方向で私たちは組み立てたわけです。そして、過去2年間でも取り上げたワール ドカフェを、午後いっぱい使って行うことを想定しました。
…というのが、この打ち合わせ前の私たちの描いたビジョンでした。しかし、それはある意味、まったくもってくつがえされました。お二人は、もっと違った、そしてはるかに鋭い観点で、この事象をながめていたということが分かったのです。すなわち、
- 学校図書館との協働がうまくいかないのは教員のせいである
- 教員は、読書指導云々言う前に、自分自身が読書の喜びをもっと知らなければならない
- 教員は学校司書が何ができるのか本当にわかっていない。そのすごさを見せつけてほしい
正直言って、学校司書たちはうすうす感づいていたことでありました。が、しかし、教員側からここまではっきり面と向かって、ずばりと言われますと、そのインパクトたるや、そりゃもう。そのおっしゃることの率直さに、私は感動をおぼえました。
しかし、決してこれは本当に教員側だけのせいではなく、もちろんこっち側にも原因があり、もっと取り組まなければいけないことがあると思います。「教員 に本の面白さを、学校司書から伝えてほしい、どんな方法がよいか」と聞かれて、「それはブックトークでしょう」と答えたのですが、お二人は素で驚いていま した。ブックトークにとても力があることは、私たちは知っているのですが、教員のみなさんはそうではない、そういう場面を見ていないからです。さて、これ は、本当に教員だけのせいでしょうか?そのような、ギャップを、双方から歩み寄ることで、明らかにしたいです。そして、…学校司書のみなさん、見せつけて やろうじゃありませんか、私たちの力を。
ということで、1日目午後は、さらにもっと読書そのものにせまるものとなりそうです。“本の持っている力、読書の喜びを教員側にいかにして伝えるか”そ こからスタートすることになりそうです。それに従って、例えば、事前に読むことを前提とする予読本が設定されたり、1日目夜の懇親会も読書をテーマに行わ れたり、といった風に、SWC2016そのものの持ち方と枠組みが、今までとは全く違ったものになる可能性が出てきました。
SWC2016が、かなり教員の方を向いたイベントになることは、最初から想定していました。しかし、まだまだ私たちは甘かった。本気になってる先生たちに、遠慮している場合じゃなかったです。
そして、これははっきり断言できますが、読書にせよ教員とのギャップという話にせよ、ここまで鋭く踏み込むイベントは、そうあるもんじゃありません。岩 瀬さんと甲斐﨑さんは参加者の半分は教員にしたいとおっしゃっています。学校司書のみなさん、これほんとに、来なきゃ損ですよ。
今までとは違った視点、新たな驚き、そして心からの楽しさを味わってもらえるような、そんなSWC2016となるように、これからまだまだ内容を詰めて いきます。その過程を、このブログ上で少しずつお伝えしていきます。ご注目ください。そして重ねて申し上げます。我が最強平部員師匠の言を借りるならば、 「今年のSLiiiCサマー・ワーク・キャンプは歴史に残ります」。
Don’t miss it!
*打ち合わせは所沢の居酒屋さんで行いました。これもまた、実にウェルカムで新鮮な経験でした。
【SWC2016Part1】サマー・ワーク・キャンプ2016の申込受付開始しました。
皆様,ご無沙汰しております。
前回の投稿からかなり期間が空いてしまいましたが,今年もこの話題がやって参りました。サマー・ワーク・キャンプの開催です。SLiiiCにとって恒例かつ一大イベントであるサマー・ワーク・キャンプ。2016年の今年も他とはひと味違うテーマで勝負します。
1.サマー・ワーク・キャンプ2016情報公開第1弾!
今年のテーマは「読むこと・学ぶこと・つなぐこと」です。少し当たり前のようなテーマに見えるかもしれませんが,そこはSLiiiCならではの切り口で迫ります。当たり前に見えるこのテーマになぜSLiiiCが取り組むのか,スタッフミーティングを重ねた上で,ちょっと長めの文章を今回は作ってみました。下記に全文を引用します。
今年のサマー・ワーク・キャンプでは,敢えて 「読書」を中心に据えたテーマ設定を行いました。学校図書館と読書は,誰にもイメージしやすいものですが, その定義は人によって文脈によって様々です。 そもそも学校教育で行う読書というのは,私たちが気がついていない, もっと様々なパターンがあるのではないかと考えました。 読書ではなく「読むこと」という言葉を使ったのはそれを強調するためです。
今年は信頼に基づく学級経営を始めとして学校教育の様々な教育実践を 積み重ねてきた岩瀬直樹さんをお招きします。今年のサマー・ワーク・キャンプでは, まず,岩瀬さんが取り組んできた学校教育実践での「読むこと」を紹介していただきます。 学校図書館に限らない「読むこと」とは何かを考えるきっかけになると考えています。 その上で,学校の先生,司書教諭,学校司書,学生も含めて様々な方々が参加したワークショップを行います。 学校教育において,どんな「読むこと」ができるかを,それぞれの立場が持つ強みを活かしながら, やりとりする時間とします。
見方によってはどこにでもあるような普通の研修のように見えるかも知れません。 でもSLiiiCでは,立場の違う人が一堂に集まって行う「学び」こそが重要だと考えています。
みんなが得意料理のレシピを発表し合いやりとりし,これまで作らなかった料理に明日から挑戦するような そんな会を目指しています。学習や研修という言葉を使わず,「学ぶこと」,そして「つながること」という 言葉を使ったのは,それが理由です。
初日の岩瀬さんにつづき,2日目のイベントも地域と「つながること」を目的とした調布地域のフィールドワークショップ, 参加者同士と「つながること」を目的とした「帰ってきたSLiiiCマーケット」と盛りだくさんのイベントを企画しています。 どうぞご期待下さい。
最後に,多くの方が集まれるよう,今年のサマー・ワーク・キャンプでは,同じ学校から,学校の先生と学校司書さんが ペアでお越しになる場合は,セット割り引きを導入します。(1日参加でも2日間参加でも同じ料金です) 普段の学校では時間がなくて深められない話を,SLiiiCサマー・ワーク・キャンプでやりとりしながら, 立場を超えて考える時間と場が提供できればと考えています。
皆さまのお越しを心よりお待ち申しあげます。
こういうデザインしにくいだろう長い企画意図を,そのまま活かす形で今年もkumoriさんにフライヤーをデザインしていただきました。PDFで公開しております。ぜひダウンロードしてご覧になってください。
(画像をクリックするとPDFがダウンロードできます)
申し込みフォームは以下のSLiiiC公式Webサイトからアクセスできるようになっています*1。会場の都合上,予定人数をオーバーした場合は早い段階で受付を閉め切りとさせていただく場合がございますので,お申し込みはどうぞお早めに。
今年は学校図書館員と学校の先生が一緒に参加して頂きやすいように,「ペア割」という申込区分も新たに作りました。安価に参加できる仕組みですので,是非ご活用下さい。
今後スタッフが交代で,毎週少しずつサマー・ワーク・キャンプ2016の詳細を公開していく予定です。どうぞご期待ください。
2.サマー・ワーク・キャンプ2015報告書
SLiiiCサマー・ワーク・キャンプには興味があるけれど,どのようなイベントか分からないので不安だという方には,もってこいの資料があります。昨年開催したサマー・ワーク・キャンプ2015をSLiiiCのWebサイトで公開しています。多くの方に読んでいただけるように無料で公開しております。始めて参加するのだけれど,どのようなイベントか分からないから不安だという方は,ぜひご一読ください。
今年も魅力的な企画やイベントとともに,スタッフ一同,皆様のお越しを心よりお待ちしております。9月10日(土),11日(日),東京都調布市の白百合女子大学でお目にかかりましょう。(i)
*1:今年は申し込みの手続きや連絡を分かりやすく,かつトラブルの内容に進めるために,申し込みフォームの形式を変更致しました。広告が途中で挿入されますが,どうぞご容赦ください。
『学校図書館』2015年11月号に論文が掲載になりました。
SLiiiCでは2012年12月より「学校図書館運営マニュアルプロジェクト」を実施しております。
この度,全国学校図書館協議会『学校図書館』2015年11月号にマニュアルプロジェクトのメンバーでまとめた論文が掲載になりました。
浅石卓真・野口久美子・横山寿美代・野口武悟「学校図書館運営マニュアルに対するユーザーの意識―初任者学校司書および司書教諭・図書館係教諭へのインタビューから」『学校図書館』no.781, 2015.11, p.89-94.
本論文は昨年の秋から冬にかけて行った2つのインタビュー(経験3年未満の学校司書対象インタビュー及び司書教諭・係教諭対象インタビュー)の結果を分析し,学校においてマニュアルを作成するにあたって授業と思われる点を検討したものです。
インタビュー調査にご協力いただきました学校司書,司書教諭の皆さまにこの場を借りて、再度お礼申し上げます。
引き続き、マニュアルプロジェクトへのご支援・ご協力よろしくお願いいたします。
(N)
サマー・ワーク・キャンプ(SWC)2015 無事開催いたしました
9月12日(土)13日(日)と2日間にわたって行われましたサマー・ワーク・キャンプ(SWC)2015ですが、無事開催終了いたしました。参加者のみなさま本当にありがとうございました。2日間の参加者数は以下の通りでした。
1日目(12日) 59名(学校司書:27名、学生:19名、その他:13名)
2日目(13日) 45名(学校司書:30名、学生:5名、その他:10名)
✳︎2日間通しての参加者実数 66名(学校司書:31名、学生:20名、その他:15名)
ということで、当初予定した定員をはるかに超えるという、嬉しい結果となりました。
また今年は、3つの大学から学生さんが参加して、色々な企画を行っていただけました。久々に大勢の学生さんがいる中で、ユニークな活動に取り組めたことは、私どもSLiiiCの目指す「働き人と学び人の共創」の理想的なかたちであったと思います。
✳︎SWC2015の内容については、この後電子図書による報告書としてまとめて、公開する予定です。
「学校図書館と生涯教育」という大きなテーマを掲げましたが、どこまでこのテーマにせまれるのかは、正直言って未知数でした。しかし、ご登壇いただきました講師の方々が、私どもの意図をよく汲み取って、的確に導いてくださったおかげで、参加者の皆様の大変よい学びとなったことは間違いありません。そのことは、数々の当日の成果に表れていると思います。改めて、高井陽さん、日向良和先生、小峰直史先生のお三人に御礼申し上げます。また、大学の先生方に率いられた学生さんたちの、ピュアな言動や真摯な様子に私たちはどんなに感激させられたことでしょう。白百合女子大学図書館ピアサポーターLiLiA及び「生涯学習概論」受講者のみなさま、都留文科大学図書館サークルLibropassのみなさま、そして専修大学小峰直史ゼミナールのみなさま、本当に来てくださってありがとう!そして素晴らしい学びを提供してくださってありがとうございました。
この2日間の活動は、白百合女子大学という素晴らしい環境で行われました。快く会場を提供してくださった大学関係者のみなさま、また大学図書館職員のみなさまに心より御礼申し上げます。また、2日目のSLiiiCマーケットにて物販を行ってくださった方々、皆様のおかげでパーティは大盛り上がりでした。「これが楽しみで来た」という声も聞きましたが、まったくその期待に違わないものでした。そして、資料をご提供くださいました株式会社ソフテック、株式会社ブレインテック、朝日新聞社の関係者様にも感謝申し上げます。また、株式会社キハラ様には、物販参加だけでなく様々なサポートをしていただきました。ありがとうございました。
私は主催者側として動く必要があったため、当日の学びに直接参加することはできませんでしたが、かわりにみなさまの様子をよく見られる立場でした。だれもが本当に楽しそうに生き生きと、学び、POP作りにいそしみ、お買い物し、そして交流する姿を見ていて、本当によかった、こういうイベントをすることができてなんて幸せなんだろう、と思いました。どうぞこの学びと経験を現場に持ち帰って、みなさまのこれからの活動に役立てていただければと思います。
さあ、私たちは今年もステップアップできました。そして来年はさらに先へ!
再びみなさまにSWC2016でお会いできますことを、スタッフ一同心より願っております。
みなさま、また来年!
学校図書館プロジェクトSLiiiC 代表
横山寿美代
サマー・ワーク・キャンプ2015 2日目午後の物販につきまして
ども。SLiiiCでエラそうにしていながら,実はヒラスタッフの今井です。
SLiiiCサマー・ワーク・キャンプ2015の開催がいよいよ近づいてきました。さて,2日目の9月13日(日)午後に行うSLiiiCマーケット。色々謎が多い企画でしたが,ここに来てようやく詳細をオープンすることができます。
なんと,物販やります!(あ,ご存じでしたか…)
でも,物販のラインナップはここでしか手に入らないものも含めたラインナップとなっていますので,どうぞお楽しみに。
何が手に入るか分からないのは不安…と言う方もどうぞご安心ください。
本日時点で,販売情報を頂いている皆様の情報をここに掲載いたします。なお,まだ交渉中の方もおりますので,追加エントリーが有り次第,追加修正を致します。後で見に来てみると思わぬ情報が追加になっているかも知れません。
出展団体のご紹介(順不同,敬称略)
1.kumori
物販PR文:
● kumori について
kumori は本と人をつなげるしおりです。 本の紹介を応募すると、しおりとなり、様々な図書館でしおりが配られます。
● 物販について
むしぼんブックカバーを限定50セット販売します。 このブックカバーをかけると、本がかわいい虫(むしぼん)に大変身します。 ブックカバーには、ショップバックにも使われる、丈夫な両更クラフトを使用しています。 4人セットで300円です。
むしぼんは、2013年度まで北新宿図書館様のキャラクターとして活躍していました。 現在はフリーのキャラクターです。
(注:なお,当日は図書館総合展でも注目を集めたブックパンケーキの注文販売ならびにkumoriサポーターの募集も合わせて実施されるとのことです。ちいさなkumoriサポーターだと1口5000円から参加できますー)
2.マスールハローキティボランティア
物販PR文:
こんにちは!マスールハローキティボランティアです。私たちは、白百合オリジナルのマスールハローキティのグッズの商品開発・販売や、子ども達と触れ合うプレーパーク、調布市イベントのお手伝いなどのボランティア活動をしています。
売上の一部は、フィリピンの小学校の給食費にあてています。当日販売する商品は、まず白百合オリジナルのマスールハローキティグッズです。ラインナップは、タオルハンカチ、マスコット、クリアファイルです。どれも白百合の学生がデザインした、ここでしか買えない自信作です。そして、フィリピンの学生による手作りアクセサリーも販売します。ブレスレットとピアスがありますが、どれもとても丁寧に作られた質の高いものです。是非お手に取ってみてください!
(注:学校図書館関係のイベントだとなかなか手に入らないグッズです。イマイも持っているグッズがありますが,なかなかよろしい感じです。)
3.みの会
物販PR文:
「みの会」とは、公益財団法人 東京子ども図書館で児童図書館員としての研修を受けたのち、学校図書館で働きはじめた4名により結成された勉強会です。学校図書館で働きはじめて約5年が経った頃、私たちはそれぞれの実践や悩みを持ち寄って、学校図書館での仕事について話し合いを重ねてきました。
そして、この勉強会から生まれたのが、小冊子『学校図書館はじめの一歩』です。私たちの経験をもとに、学校図書館で働きはじめた人が、まずはじめにできそうなこと、まず知っていると参考になりそうなことをコンパクトにまとめました。ぜひ、お手元に1冊いかがでしょうか?
(注:1冊500円だそうです。部数が少ないので売り切れ必至かも?)
4.りかぼんカフェ
物販PR文:
『りかぼん 授業で使える理科の本』が2012年12月12日に生まれたあと、教員、学校図書館司書、理科支援員、そして小学校の理科教育に関心のある方のつどいの場として「りかぼんカフェ」は活動しています。
『りかぼん』はもちろんですが、『りかぼん』編集委員が関わった他の本や科学おもちゃもぜひ手に取ってください。今回用意する科学おもちゃの作り方は『科学縁日と本読み隊』の本の中にも載っています。この本さえあれば、お帰りになってから簡単に自作することもできます。
理科と本をつなぐことで、より理科の楽しさ、面白さが伝わることを願っています。
(注:なんと『りかぼん』だけでなく,様々な科学おもちゃを実際に販売してくださいます。100円の品物は3つ買うと250円に割引してくれるとのことなので,チャンスです!)
以上4団体より,紹介文を頂戴いたしました。ご提供いただき深く感謝申し上げます。
そして,なんとこれに加えて,前回のBlogで登場したLiLiAさんも缶バッチとクリアファイルを頒布していただくことが決まりました!
12日(土)、13日(日)本学で開催されるSLiiiCサマー・ワーク・キャンプに、LiLiAが参加します。12日午後は、プレゼンを行い。13日午後は、物販会に参加します。 新しく製作したグッズが登場します。 http://t.co/gskVeDwC44
— 白百合女子大学図書館 (@shirayuri_lib) 2015, 9月 3
まだ確定ではない情報もありますので,今後も追加情報があり次第,ご紹介申し上げたいと思います。
なお,参加申込みはこのままですと9月9日(水)ごろ打ち切りになりますので,今からでも間に合うかな?と言う方は急いでお申し込みください(なお,懇親会につきましては人数確定の都合上,既に申込みを締め切りましたのでどうぞご容赦ください)。
当日スタッフ一同,皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております!
ではでは,この辺で。
サマー・ワーク・キャンプ2015企画 情報公開第3弾!
みなさまこんにちは。
SLiiiC遠方メンバーの平松です。ミーティングはメッセンジャーで参加。こんな風に便利な世の中になったので、つまづいたりしつつも何とかお手伝いの端っこにひっかかっております。いつもは「図書館で騒がな~い!!」などと小中学生に向かって声かけ(?)をしているので、今回の企画は余計に楽しみです。
さて、ご案内1つめ。
サマー・ワーク・キャンプ1日目の午後には、若々しく清新な風をもたらして下さるであろう白百合女子大[1]LiLiA による企画が予定されています。
シンボルキャラクターのミス・リリアーヌは「図書館で過ごす時のまったりとした幸せな気持ち」をイメージして学生さんがデザインされたそうです。本を読みながらうっとりした表情を浮かべるリリアーヌちゃんは優しい感じの薄いピンク色で、身体にはユリだけでなくいろんな花が咲いています。女子大ならではの可憐なキャラクターですね。
『つながろう☆LiLiA~ポップ革命をおこせ!~』
まずはLiLIAについて、事前課題としての[2]紹介資料を準備させて頂きますのであらかじめご覧の上、質問やアドバイスなどをご用意ください。 「LiLIA のお悩み」 に参加者が応える企画です。
そして、メイン企画として皆さまとご一緒に行う[3]ポップ作り!。
“ベスト・オブ・ポップ” を投票で選びます。プロの技を存分に発揮した素晴らしい力作が並ぶ様子が今から目に浮かぶようです。
そしてご案内2つめ
SLiiiCのサマー・ワーク・キャンプに毎年かわいいデザインを提供していただいているkumoriからのお知らせです。本と人を繋ぐkumoriの栞を作る活動は日本各地の学校・公共図書館などで広がりをみせています。この栞をきっかけに素敵な本へ誘われて新しい世界が開けた方々も多いことでしょう。そんなkumoriのユニークな活動を支援するサポーター制度が設けられているのはご存じでしょうか?現在、サポーターを大募集中です。今回のSLiiiCサマー・ワーク・キャンプ2015にはkumoriのデザイナー、渡辺ゆきのさんも参加されます。13日の午後の物販ブースにて渡辺ゆきのさんからkumoriの活動や素敵な栞についてのお話を聞くことが出来るまたとないチャンスです。本と人を繋いできたkumoriの栞たち。様々なドラマが生まれてきたことでしょう。そんなエピソードも聞けるかもしれませんね。詳しいご案内は下記のサイトからもご覧いただけます。
この機会に、是非ともサポーターに申し込んでみては如何でしょうか?サポーターだけへのグッズももらえるようですよ。http://kumori.info/
最後のご案内は、2日目の小峰直史先生presentsワークショップについて
このワークショップではワールド・カフェという手法を用います。ワールド・カフェは、1995年にカリフォルニアのとある会議の中のコーヒー・ブレイクの時間から「偶然発見された」方法論です。リラックスした雰囲気の中、ラウンドごとにメンバーの組み合わせを変えながら、学校図書館と生涯学習社会との豊かな関係について、ダイアログを行います。
大学生2人とミドルエイジのマスター、合計3人のカフェ・ホストが力を合わせて開店に向けて準備をしています。どうぞ生涯学習社会を考えるSLiiiCカフェお越しください。
今回は、以上3つのお知らせでした。 どんな本でPOPを作ろうかと選ぶ楽しさもありますね。いよいよ9月に入り、サマー・ワーク・キャンプもカウントダウン状態となっております。皆さま、どうぞお楽しみに!。
[1] LiLiA とは Library Liaison Assistant の略。
フランス語で Liaison(リエゾン)=つながることを意味
[2] ブレインテックによる取材記事 LiLIA TIMES 等を事前にメールでご案内します。
[3] POP用の本や材料は、参加者皆さま各自でご用意をお願いいたします。
サマー・ワーク・キャンプ2015 懇親会のおはなし
みなさんこんにちは。
SLiiiC物販&懇親会担当の松井です。
私は今年3月、8年間務めた小学校図書館司書の任期満了を迎え
4月からは私立中学・高等学校の司書として働き始めました。
なので今年は新しい気持ちで、サマー・ワーク・キャンプを迎えます。
さて、本日は懇親会に関してお話しいたしましょう。
今までのサマー・ワーク・キャンプでも、
懇親会担当をこなしてきたのですが
皆さん、本当にお話が大好き!交流も大好き!
毎年そこから幾つもの縁が生まれ、和が生まれ
司書稼業へのエネルギーを蓄えているのを感じます。
かくいう私も、任期満了の不安さを前回・前々回の懇親会で吐露し
色々な方から励ましの言葉をいただきました。
(その節は、ありがとうございました!)
ただ
「会場が手狭で移動に一苦労だった~」という方
「お話したい方がいるのに、席が空いてなくて行けない!」という方
いらっしゃったのではないでしょうか?
そこで今回は、立食形式を考えております。
おなかを満たすのもよし、名刺交換をするもよし
気になる人にアタックするのもよし!
フリーダムに動ける空間をご用意したく、お店を準備中です。
(人数によっては、座りに変更になる可能性もあります。ご了承ください。)
懇親会だけの参加も、大募集中です。
「本編に行けないし、失礼かも・・・」なんて思わないでください。
この時期、学園祭やその他学校行事で、涙をのんで
サマー・ワーク・キャンプ不参加という方もいらっしゃるでしょう。
ぜひとも、日中働いた疲れを癒しに来てください。
☆まだまだ募集中!SLiiiCサマー・ワーク・キャンプ2015申し込みフォーム
http://www.sliiic.org/?page_id=635
☆12日(月)懇親会のみ参加申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/1GXO1it5t2kEspL4YMrwKMkZst8-OxBuinx6BX9NQodQ/viewform
それから,2日目午後のパーティーで,2年前にご好評頂いた,
厳選した「あるある」をよりぬきで取り上げながら,代表の横山と
ヒラスタッフ今井が縦横無尽に語り倒す企画が復活します。
「学校図書館に関わる方(司書教諭,学校司書,ボランティア,
企業の方など種類は問いません)から公共図書館に関わったときの
あるある,あるいは学校図書館にまつわるあるある」ネタを集めて
語りたいと思っています。
学校図書館に関わる方が体験した「公共図書館」「学校図書館」の
あるあるネタを大募集します。投稿はTwitterでハッシュタグ#sliiicをつけて
投稿してください。皆様から投稿して頂いた内容はスタッフが全て拝見し,
サマー・ワーク・キャンプ2015の2日目午後に発表させて頂く予定です。
こちらの方もお楽しみに。