【SWC2016 part9】リテラチャー・サークルを楽しみましょう
みなさま、こんにちは。
夏休みも終わり、貸出本の返却チェックと棚の乱れの整頓に追われているスタッフ平松です。
今回、SLiiiC サマー・ワーク・キャンプの2日目で予定しております、リテラチャー・サークルについて説明をさせて頂きます。
リテラチャー・サークルは1900年代にアメリカで発生した読書会で、3~5人のグループで同じ本を異なる視点から読む形式をいいます。
(日本ではHarvey Daniels氏の実践・研究を基に開発された新潟大学の足立幸子先生の役割シートが一般的に使われています)
さて、皆さまは某遊園地でジャ○グルクルーズを体験されたことがおありでしょうか?あるいはゴンドラに乗られたり、はたまた子連れでアクションヒーローショーに行かれた経験はお持ちでしょうか?
こうした「参加型アトラクション」ではノリノリで声を出せば出すほど楽しい経験になるかと思います。今回のLCにつきましても、同じようにイメージして頂き「どうせなら知らない本を楽しんでみよう!」とリラックスしたお気持ちでご参加いただけますようにお願い致します。
当日は、以下のような形で行わせて頂く予定です。
〈進行〉
- 当日準備されている本を紹介(10~15冊程度用意する予定です)
- グループ分け …読みたい本により、3人~5人に分かれグループ毎に同じ本を読む
- 役割を決める …何に注目して読むのか役割を決めその視点で読む。ただし、役割は巡回する。
- 読む量を決める…グループ毎に1回にどのくらいの量をどの程度の時間で読むかを決める(基本的には、決めた量以上には読み進めない)
- 読む/話し合う …決められたページまで読み進めたら、役割に応じて気づいたことを話し合う。
- 発表(時間があれば) グループ毎に、話し合ったことを発表する。
<実践例>三鷹市の小学校での実践例です